京大ゼミナール 久保塾

久保塾 40周年 ご挨拶

久保塾 40周年ご挨拶

久保塾は、各教室の周辺地域のみなさまから並々ならぬご支持をたまわり、株式会社化してから40年の節目を迎えます。いまや、かつての塾生が母となり父となって、二代に渡り久保塾生ということも珍しくありません。30年企業生存率が2%ほどしかない社会にあって、個人塾スタイルが紡ぎ出す絆と寄せられる信頼に、身の引き締まる思いです。多くの地域に教室を広げるのではなく、どこまでも愚直に、地元地域の教育力の向上に尽力するという方針で運営してきた久保塾が40年目を迎えられること、地域の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

さて、社会が「多様性」に寛容になりはじめて数年が経とうとしています。科学技術の進歩に伴い、まずハードが進歩し、教育業界においては、ようやくハードにソフトが追いつき始めました。今後、教育の多様化がいっそう進み、教育業界の変革も加速の度を増していくと思われます。

また、社会の急激な変化は、現在および未来の不透明さもよびおこします。皆様も新型コロナウイルス感染症の影響から起こった急激な社会構造の変化を感じていらっしゃると思います。まさに「正解のわからない時代」になったといえるでしょう。

進学塾として目前の成績向上・志望校合格は当然の責務でありますが、久保塾はその先にある彼ら彼女らの人生が豊かになるように願ってもいます。そのためにも、学力を培うなかで、
・正解がわからない状態でも、まずは一歩目を踏み出せるチャレンジ精神
・問題解決へ向けて計画を立て、自分で実行する力
を身に付けさせてあげたい。「正解のわからない時代を力強く生き抜く力」として、この2つが自然と養われるような指導を追求してまいります。

最後になりましたが、久保塾も「正解のわからない時代」を生き抜かなければなりません。常に5年後・10年後の社会で求められる力を考え続け、既存サービスの洗練化および先を見据えた新規サービスの開発をすすめるとともに、人によって人は育つという、教育の王道を見失うことなく歩んでまいります。この次の10年も久保塾は地元地域の教育力への貢献を果たすべく邁進してまいりますので、引き続きご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

京大ゼミナール久保塾株式会社
代表取締役社長 一柳光司